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男性にも本当に葉酸が必要?妊活のために男性ができることとは?

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男性にも本当に葉酸が必要?妊活のために男性ができることとは?

女性が妊活中から葉酸を飲んだほうがいいというのは、以前の記事でもお伝えしました。

葉酸は、お腹の赤ちゃんの成長に欠かせないビタミン。妊娠したときのことを考えて、すでに葉酸サプリを飲んでいる人もいるのではないでしょうか。

関連葉酸は「いつまで」飲んだ方がいい?適切な量と飲むべき時期

妊活中の葉酸について調べていると、「男性も葉酸を飲んだほうがいい」という情報を見ることがあります。

女性に葉酸をおすすめすることには根拠がありますが、果たして男性も飲んだほうがいいのでしょうか。

今回は、男性に葉酸が必要なのかどうかと、妊活のために男性ができることをお伝えします。

葉酸だけで妊娠できるわけではない

葉酸は血液を作るのに役立つビタミン。サプリを飲めば体に良いことは間違いありません。

しかし、男性が葉酸をとることが妊娠に直接つながるかというと、答えは残念ながらNO です。

男性も女性も、不妊にはさまざまな原因があります。まだまだ解明されていない部分も多いため、「これをすれば妊娠できます」という解決法がない状態です。

なので、葉酸というひとつの栄養素だけが、不妊に効くことはありません。

では葉酸は何に効果があり、また男性は妊活のために何をしていけばいいのでしょうか。

葉酸は女性が妊娠初期にとるべき栄養素

葉酸は、妊娠初期の女性が飲むとつぎのようなメリットがあります。

・無脳症や神経管閉鎖障害などの先天性異常のリスクを下げる

・細胞分裂を促進し、赤ちゃんの成長を助ける

・妊娠中の貧血予防になる

・早産や流産のリスクを下げる

厚生労働省は、妊娠初期の女性に食事プラス0.24mgの葉酸を、サプリなどでとるよう勧めています。

また、出産後も食事プラス0.1mgの葉酸をとると、授乳中の造血を助けてくれます。

ただしサプリでとる場合、1日1mg以上とらないように気をつけてください。

また葉酸にはほかのビタミンB群とセットで働くという特徴があるため、サプリを飲む場合はほかのビタミンBも含まれているものをおすすめします。

葉酸を飲むべき理由やサプリの選び方については、こちらの記事にも詳しく書いているので合わせて読んでみてくださいね。

関連とりすぎ注意!葉酸の効果とサプリの選び方

では次に、男性が妊活のためにできることを見ていきましょう。

精子の質を上げるために気をつけてほしいこと

精子の質を上げるために気をつけてほしいこと

WHO(世界保健機関)の調査では、1998年から2011年の間に、男性の精子の数が20%も下がっているという報告があります。

女性には妊活のために体を冷やさない、ストレスを溜めすぎないなど気を付けるべき生活習慣がありますが、男性はどうでしょうか。

精子の質を上げ、妊娠しやすくするために男性ができることをお教えします。

禁煙

タバコの有害物質は精巣に溜まりやすく、精子を傷つけます。

またタバコの煙を女性が吸うことで、女性側も妊娠しにくくなります。

特に妊娠初期は、まだ妊娠に気付きにくいため、知らない間に赤ちゃんに影響が出る可能性も。

「家の外で吸えば大丈夫」と思っていても、服についた煙から有害物質は広がります。

妊活を始めたときから、夫婦で禁煙を目指しましょう。

ストレスを溜めない

過剰なストレスは、精子の質を下げるだけでなくED(勃起障害)の原因にもなります。

仕事のストレスを溜めないことはもちろん、「妊活に対するプレッシャー」にも要注意。

セックスを義務のように感じてEDになる男性が多いのです。

夫婦でリラックスする時間を持つなど、お互いにストレスを感じない環境をつくってください。

締め付ける下着やズボンを避ける

体にぴったりフィットした下着やズボンは、精巣をあたためて機能を低下させてしまいます。

しかし下着の種類を変えると落ち着かない、という人もいますよね。

そんなときはサイズ大きいものに変えると、体に密着するのを防げます

パソコンを膝に乗せない

休みの日に、パソコンを膝に乗せたままネットサーフィンしたり動画を見たりしていませんか。

そのまま長時間座っていると、太ももを中心に熱くなってきますよね。このパソコンの熱も、精巣をあたためるので要注意です。

女性は子宮まわりの血行を良くするために体をあたためると良いのですが、男性は逆に良くありません。

同じ理由で、長時間のお風呂やサウナも避けましょう。

禁欲しすぎない

「禁欲した方が精子が濃くなる」と思っている人がいますが、精子は溜めすぎると質が落ちてしまいます。

新しい精子をどんどん作るためにも、一週間以上の禁欲は避けましょう。

仕事が忙しいと、疲れすぎていつの間にか禁欲状態になってしまうかもしれません。

そうすると「妊娠のためのセックス」にますます義務感が出てきます。

妊活中の理想は、週2~3回のセックスに加え、排卵日前後に毎日セックスすることです。

日ごろから無理のない範囲で、性生活を楽しむ余裕を持ってくださいね。

健全な精子を作るためにはバランスの良い食生活を

健全な精子を作るためにはバランスの良い食生活を

精子をつくる栄養素としてはたんぱく質が有名ですが、ほかにビタミンやミネラル(亜鉛など)も大切です。

ふだんお肉や炭水化物ばかり食べている人は、意識して食事に野菜や果物、魚介類を取り入れましょう。

葉酸がほかのビタミンBと助け合って働くように、栄養素はそれ単体ではなく、ほかの栄養素と一緒になることで効果を発揮します。

サプリで補うのもいいですが、基本はやはり食事から。

いろんな食材を食べると、一度にたくさん栄養素を取り入れることができ、効率的です。

精子の質を上げたいなら、抗酸化作用のあるものを食べよう

精子は「酸化ストレス」を受けやすい細胞です。

酸化ストレスとは、体内の活性酸素が増えた状態を言います。

酸化ストレスが溜まると、精子の質が落ちるだけではなく、体の不調の原因にもなります。

活性酸素が増える理由はさまざまですが、特に次のようなことに気をつけてください。

・タバコ

・お酒の飲みすぎ

・肥満

・高血圧

・かたよった食生活

添加物の多い加工食品は、活性酸素を増やすほかに、肥満や高血圧にもつながります。

酸化ストレスに対抗するための、抗酸化力がある栄養素を積極的に取り入れましょう。

抗酸化作用のある主な栄養素と、それを含む食品をご紹介します。

・ビタミンE
…ナッツ類、植物油、うなぎ、たらこ、アボガド

・ビタミンC
…かんきつ類やイチゴなどの果物、緑黄色野菜、いも

・ビタミンA・カロテン
…うなぎ、レバー、卵、バター、緑黄色野菜、果物

・セレン
…魚介類、ねぎ、玉ねぎ

・ビタミンB2
…レバー、乳製品、卵、納豆

・ポリフェノール
…赤ワイン、ウコン、大豆、お茶

参照栄養成分百科|グリコ

中でも、ビタミン類は同時にとることでお互いの働きを助けます。

しかし単純にたくさんのサプリを飲めばいいかと言うと、そうではありません。

サプリは簡単に栄養をとることができるので、反対に「とり過ぎによる栄養のかたより」が起こります。

あくまで、サプリは不足する栄養をおぎなうためのもの。まずは毎日の食事の改善を意識してください。

意外と多い男性不妊と、その原因

意外と多い男性不妊と、その原因

生活習慣に気を付けながら妊活しているのに、半年~1年で妊娠しなければ、何らかの原因で不妊になっている可能性があります。

その場合、女性だけでなく男性も不妊検査をすることをおすすめします。

WHOの調査によると、不妊カップルの24%が男性に原因があります。

これに女性・男性ともに原因がある24%を合わせると、実に半数のカップルが男性にも原因があることになります。

男性不妊の主な原因は次の4つです。

・乏精子症…精液に精子が少ない状態

・無精子症…精子が作られない、または精液に含まれない状態

・精子無力症…精子の運動率が低く、なかなか卵子にたどり着かない状態

・勃起障害(ED)…セックスのときに勃起しない、または勃起が長く続かない状態

それぞれ先天性のものから、ストレスや生活習慣が原因のものまでさまざまです。

これら不妊の原因は、サプリで手軽に解消できるものではありません。

まずは病院で検査し、適切な治療や妊娠に向けての対応をしていかなければなりません。

男性不妊の検査は婦人科と泌尿器科でできる

男性不妊の検査は、不妊外来がある婦人科か、男性不妊外来のある泌尿器科で受けることができます。

インターネットでも検索できますので、近くにあるかどうかまずは調べてみてください。

不妊外来では、次のような検査をします。

・精液検査(自宅でとったものを提出することも可能)

・血液検査

・尿検査

・超音波(エコー検査)

・視診と触診

女性が多い婦人科より、泌尿器科のほうが行きやすいかもしれません。

事前にクリニックのホームページで検査内容を調べておくと、安心して受けることができます。

検査に痛みはありませんが、不妊検査を受けること自体、心理的な抵抗が強い男性もいます。

しかし妊活は夫婦でするものです。

女性だけががんばって検査や治療に耐えても、もし原因が男性にあった場合、お金や時間がムダになってしまいます。

「不妊かも」と思ったら、まずは夫婦で検査を受けて今後の方針を決めることが近道です。

(男性不妊についてさらに詳しく知りたい方は→ 関連女性だけじゃない!男性不妊の原因と改善方法

まずは生活習慣の見直しから始めよう

妊娠するには、女性側だけではなく男性側の精子の質も重要になります。

特に男女ともに30代になると、徐々に妊娠する力、させる力は下がっていきます。

妊活をスタートするときに、夫婦で一緒に生活習慣の改善をおこないましょう。

生活習慣が乱れたまま、不妊治療をおこなっても良い結果は望めません。

どんなに高度な治療も、使うのは自分たちの精子と卵子だからです。

不妊治療は必ず妊娠できる方法ではなく、あくまで妊娠を後押しするものと考えてください。

まずは生活習慣を見直して、それでもなかなか授からなかったら、夫婦で検査を受けてみてくださいね。

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