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不妊症の症状と原因とは?不妊症の検査・チェック方法も解説!

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不妊症の症状とその原因とは?不妊症の検査・チェック方法も解説!

不妊治療という言葉は現代ではすっかり聞きなれた言葉になってしまいましたが、どのくらいの人が不妊に悩んでいるのでしょうか?

実際には、6組に1組が不妊症であることが分かっています。

女性の場合、20代前半では5%、20代後半が9%、30代前半が15%、30代後半は30%、40代前半になると64%と年齢が上がるにつれて不妊症の確率も高くなります。

男性は40歳を過ぎると妊娠させる能力が低くなります。

では、不妊症とはどういう症状や原因があるのか、また、不妊症の検査方法についてご紹介していきましょう。

不妊症とは?

日本産婦人科学会によると、男女が避妊せずに性交をして1年を過ぎても妊娠が成立しない状態を指します。

女性の年齢が35歳以上の場合、6ヶ月の不妊期間が過ぎたら「不妊症」とされ、検査や治療をスタートさせた方が良いとされています。

加齢とともに不妊症になりやすいのはなぜ?

そもそも、女性の生涯の卵子の生産数は決まっており、出生時にすべての卵子を作る細胞が卵巣に存在し、年齢が上がると共に数も減っていきます。

高齢になると卵子の数が減少するのは当然のメカニズムですが、染色体に異常のある卵子も増えるため、あらゆるリスクも上がってしまいます。

ただし、不妊症は女性側だけに問題があるのではなく、不妊の48%が男性にも原因があることが判明しています。

不妊症の原因は?

それでは、女性と男性の不妊症の症状についてご紹介していきましょう。

女性編

女性の不妊の原因は大きく分けて

・排卵障害

・子宮着床障害

・卵管障害

の3種類があります。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

排卵障害

・卵巣機能低下

無月経、無排卵月経になります。

通常は更年期の女性に出る症状ですが、近年は若年化しています。

その原因として、低体温、冷え、運動不足による血行不良が卵巣の働きを低下させていることです。

・高プロラクチン血症

本来この症状は授乳期に排卵を抑制するための自然の不妊状態です。

授乳期以外に高プロラクチン血症になると、無排卵や生理不順、流産の原因となってしまいます。

この症状の根本原因は、強いストレス、情緒不安定、冷え・血行不良、ホルモンバランスの乱れが挙げられます。

・多のう胞性卵巣症候群

女性の約7~10%にみられる症状です。

卵巣の表皮が固く、卵子が皮を破れずに卵巣に溜まってしまうため、腫れあがります。

主な原因は、下垂体による黄体形成ホルモンの過剰分泌です。

子宮着床障害

・応対機能不全

黄体ホルモンは本来は排卵前に通常の30倍も分泌され、子宮内膜をあつくして妊娠に備えるように働きます。

この黄体機能がうまく働かないと、黄体ホルモンの分泌も不十分になり、子宮内膜がきちんと形成されなくなります。

そうすると、受精卵が着床しにくくなったり、流産リスクが上がったりします。

原因は、運動不足、冷えで卵巣にうまく血液がいかずに黄体機能が働きにくくなる、ストレスや自律神経の乱れにより脳から黄体への指令がうまく働かない、など。

・子宮内膜の癒着

クラミジア観戦、人工中絶、出産時帝王切開などで処置や術後の過ごし方が不適切が原因となります。

また、生理時に血が逆流して起こる子宮内膜症が原因であるケースも。

・子宮筋腫

子宮の内腔に突き出す粘膜舌筋腫のこと。

大きくて卵管を圧迫しているものは、着床障害の原因となります。

それ以外の原因には、冷えが挙げられます。

・子宮奇形

胎児形成期に子宮がうまく作られず、子宮が変形したり、二つに分かれる、片方の卵管としかつながっていないケースがあります。

この場合は当然ながら着床しづらくなり、不妊や流産の原因になりえます。

ただし、妊娠できないわけではありません。

・子宮内膜ポリープ

子宮粘膜にできたイボ(良性の腫瘍)で、ポリープの数や場所、大きさによって着床しづらくなります。

・子宮内膜症

大腸菌、淋菌などが子宮に入ってしまい、子宮内膜に炎症が起きてしまい、着床が阻害されます。

症状としては、おりものに悪臭がある、色の会おりものが続く、下腹部痛、月経血が少ない、排便痛や排尿痛があるなどがあります。

卵管障害

・クラミジア感染

クラミジア感染が卵管に進んでしまうと、卵管の上皮細胞に傷がつき、受精卵を子宮に運ぶ線毛細胞も同時に傷ついてしまいます。

そうすると、受精卵がうまく子宮に運ばれずに不妊症となります。

さらに感染が卵管の外側に広がって炎症を起こしてしまうと、癒着が起きて卵管の運動がうまくいかず、卵子を運べない状態になるので、不妊になってしまいます。

・卵管の癒着

性感染症で卵管の通りが悪化したり、卵管に粘膜栓ができてしまって起こります。

卵管障害の中ではこの癒着が多く見られます。

・卵管の閉塞

卵管が詰まっている状態です。

片方もしくは両方詰まっていることがあります。

これらの症状以外にも、月経周期が25~38日を大幅に超えていたり、月経過多、月経量が少ない・短い、月経時の症状が以前と比べて明らかに変わっている場合も、不妊症になりいやすいです。

日ごろから自分の体調を観察しておきましょう。

男性編

続いて男性不妊の原因について見ていきましょう。

男性不妊には大きく分けて「造精機能障害」「性機能障害」「精路通過障害」の3種類です。

造精機能障害

男性不妊の90%がこれに該当します。

一度の射精で精子は数億、子宮の周囲まで行き着くのはわずか数百以下。

精子の数が少なかったり、運動性が乏しいと、卵管に到達できる精子も少なくなり、不妊率も上がってしまします。

・無精子症

造形機能障害で最も重い症状です。

精液中に精子が全く存在しない状態。

精巣や精巣上体に精子があれば、不妊治療が可能です。

・乏精子症

精液中の精子の数が少ない状態。

・精子無力症

精子の数は正常ですが、運動率が悪い状態。

これらの症状のいずれも、不妊治療により妊娠することが可能です。

性機能障害

勃起障害(ED)や膣内射精障害が挙げられます。

勃起障害はストレスが原因、膣内射精障害は動脈硬化や糖尿病が原因の場合が多いです。

精路通過障害

睾丸の手術、精巣の炎症によりつまる、または、感染症による尿道や精巣の炎症によってつまってしまいます。

無精子症や乏精子症につながります。

これらの症状以外に、

・子供のころにヘルニアや停留睾丸の手術を受けている

・おたふく風邪にかかって睾丸炎を起こした

・糖尿病にかかっている

なども不妊の原因となります。

不妊症の検査・チェック方法について

今度は、女性と男性のそれぞれの不妊症検査の方法について見てみましょう。

女性編

女性の検査方法は月経周期に合わせて行うため、全て完了するまでに約2ヶ月かかります。

・月経期

・卵胞期

・排卵期

・黄体期

という女性特有の周期ごとに検査を行います。

詳細は以下のとおり。

月経期

・ホルモン検査(検査時間5分/費用1,000円~4,000円<保険適用>)

黄体化ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)、乳汁分泌ホルモン(プロラクチン)、卵胞ホルモン(エストロゲン)などの値を血液検査で調べます。

卵胞期

・超音波検査(検査時間10分/費用1,500円~3,000円<保険適用>)

超音波を発するプロープを膣内に入れて跳ね返ったエコーを画像化したものをモニターで確認します。

子宮内膜の厚さ、卵胞の発育状態、子宮筋腫かどうかを見ることができます。

・ホルモン検査(検査時間5分/費用1,000円~<保険適用>)

卵胞期に分泌される血中の卵胞ホルモン(エストロゲン)の値を調べます。

・子宮卵管造営検査(検査時間10~30分/費用3,000円~6,000円<保険適用>)

頸管~子宮腔へカテーテルを入れて、造影剤を注入し、X線撮影をする検査。

痛みを伴うこともあります。

卵管閉塞、卵管の癒着、粘膜下子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮奇形かどうかを確認できます。

排卵期

・超音波検査(検査時間10分/費用1,500円~3,000円<保険適用>)

卵胞の大きさをはかって排卵日の予測ができます。

卵胞の発育状態、子宮内膜の厚さ、排卵日、子宮筋腫かどうかが分かります。

・ホルモン検査(検査時間5分/費用1,000円~4,000円<保険適用>)

排卵期は排卵を促す黄体ホルモン(LH)が大量に分泌されます(LHサージ)。

十分に分泌されているかどうか、排卵日の予測が可能です。

・頸管粘液検査(検査時間5分/費用500円~<保険適用>)

頸管粘液の量、透明性、粘度、シダ状結晶などを調べます。

・フーナーテスト(検査時間2分/費用1,000円前後<保険適用>)

性交後、精子が頸管粘液中で活発に運動しているかを頸管粘液を摂取して確認します。

精子の数、運動率、子宮頸管の分泌量や粘度が分かります。

黄体期

・超音波検査(検査時間10分/費用1,500円~3,000円<保険適用>)

子宮内膜の厚さや排卵しているかを調べます。

卵胞の発育状態、子宮内膜の厚さ、排卵日、子宮筋腫かどうかが確認できます。

・ホルモン検査(検査時間5分/費用1,000円~4,000円<保険適用>)

黄体期中期の血中黄体ホルモン(プロゲステロン)の濃度を測定します。

・子宮内膜組織検査(検査時間5分/費用1,000円~<保険適用>)

子宮内膜の一部を採取して黄体期中期の子宮内膜での着床準備ができているか、黄体機能が正常かを顕微鏡で見る検査です。

男性編

ここからは男性の不妊症検査についてみていきます。

女性のように月経がないので、いつでも簡単に検査が可能です。

・精液検査(検査時間10分/費用1,000円~5,000円<保険適用>)

4~5日間の禁欲をした後に精液を採取します。

精液量、精子濃度、運動率、奇形率、生存率、白血球数などを検査します。

・ホルモン検査(検査時間5分/費用1,000円<保険適用>)

血中の卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体化ホルモン(LH)、乳汁分泌ホルモン(プロラクチン)、男性ホルモン(テストステロン)などの値を調べます。

不妊治療以外でできること

不妊症の原因と検査方法をご紹介してみましたが、不妊治療以外で少しでも不妊改善できる方法をまとめてみました。

適度な運動

ウォーキングなどの有酸素運動、ストレッチなどの運動で血流を改善しましょう。

血行がよくなると、子宮内膜の着床環境もアップしますし、加齢と共に減少するミトコンドリアの量が増えることも分かっています。

卵子や精子の質が上がる効果が期待できます。

バランスの良い食事

新鮮で栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

・旬の野菜や果物をできるだけ多くの種類を摂る

・オメガ3脂肪酸を含む魚

・肉や豆などの良質のたんぱく質

・葉酸サプリの摂取

など。

タバコは止めて、アルコールは控えめにしましょう。

ストレス解消

運動や休息などのリラックスできる方法を試してみましょう。

好きな音楽を聴く、旅行に行く、友人と会うなど、自分なりのストレス解消法を見つけておくことが大切です。

長期間のストレスは血管を収縮させ、活性酸素を増やし、血行不良につながります。

規則正しい生活

早寝早起きを実践すると、ホルモン・免疫・自律神経のバランスが整います。

睡眠不足や睡眠の質が低下すると、卵子や精子の質が低下します。

冷えないように気を付ける(女性)

女性の体は冷えてしまうと血行不良になり、生殖器への酸素・栄養素・ホルモン供給を停滞させてしまいます。

きちんと湯船につかる、冷たい飲み物・食べ物を避ける、腹巻やレッグウォーマー、ストールなどで体を温める工夫をしましょう。

下半身を温めすぎない(男性)

下半身が高温になると、精子をつくる働きが低下してしまいます。

サウナや熱いお風呂につかるのはなるべく避けましょう。

まとめ

以上、不妊症についての関連情報を解説してみましたが、いかがでしたか?

不妊症の可能性がある、または不妊症と診断された方にとって、仕事と両立しながらの不妊検査・治療は大変ですね。

少しでも不安を取り除くためにも、パートナーや医師とよく話し合い、根本原因を探ることが先決です。

やみくもに不妊治療だけに頼るのではなく、普段の生活で改善できることは試してみることをおすすめします。

また、性行為の回数自体を増やすのも、妊娠の確率を上げるのに効果的です。

大切な家族の味来のためにも、自分たちに合った方法を探ってみてくださいね。

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