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妊活うつにならないために。ストレス別の対処法をお教えします

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妊活うつにならないために。ストレス別の対処法をお教えします

妊活中は想像以上にストレスがかかります。

生理が来るたびに起こる気分の浮き沈み、夫との感じ方の差、周囲の無理解な言葉、不妊治療の負担。

1日中妊娠のことしか考えられなくなり、ゆううつな気分が続いてうつ病になってしまう人もいます。

妊活中にうつ病になると、いったん治療で治っても妊娠中や子育て中に再発してしまうことがあります。

またうつ病の治療で薬を飲む間、不妊治療はストップせざるをえません。

妊活ストレスを少しでも減らして、うつ病にならないようにしましょう。

今回は妊活中のストレス別の対処法と、気づきにくいうつ病のサインをお伝えします。

妊活で受けやすいストレスとその対処法

妊活で受けやすいストレスとその対処法

ひとことで「妊活ストレス」といってもいろんな原因があります。

「なんとなく不安」「子どもができないことがストレス」という人が多いですが、もう少し具体的な原因がわかっている方が対処しやすいです。

妊活と不妊治療中に受けやすいストレス別対処法をまとめてみました。

今している妊活が合っているかどうかわからない

妊活の難しいところは、自己流でも不妊治療中であっても「これが正解」というのがわからないところです。

はっきり原因が特定できる病気であれば薬や手術で治せますが、夫婦ともに問題がなくてもなってしまうのが不妊です。

自己流でうまく行かない期間が半年~1年続くなら、婦人科で不妊検査を受けましょう。

子宮筋腫など不妊に関わる病気が見つかるかもしれませんし、原因が男性側にあることも多いです。

すでに不妊治療を受けているけどこのまま続けていいのか不安な人は、お医者さんに納得できるまで質問してください。

どうしても自分に合わない治療だと感じたら、いったん休んだり、もう一度タイミング法や人工授精に戻ることだってできます。

不妊治療に正解はありませんが、あなたが納得して選んだ治療であれば前向きに取り組むことがでるはずです。

がんばっても報われない

食生活や生活習慣に気をつけて、正しいステップを踏んでいるはずなのになかなか妊娠できない。

こんなにもがんばっているのに。

今まで勉強でも仕事でもがんばって結果を出してきた人には、不妊治療の「努力しても超えられない壁」が受け入れがたいものです。

当然ですよね。

医学はこんなに進歩していて、妊娠に良いと言われることはすべてやっているのに、まだ何が足りないの?

妊娠のメカニズムは解明されていないことが多く、努力して結果が出ないことも、残念ですがあります。

妊娠とはひとつの命を生み出す過程ですから、最終的には人間がコントロールできない領域なのかもしれません。

自分の体なのにコントロールできないのは想像以上につらいですし、「私が悪いのかも」と思ってしまいがちです。

まずはもう一度、「不妊治療は必ず成功するとは限らない」という現実をしっかり認識してください。

つらいですが、毎月の気分の浮き沈みのダメージから自分を守るために、期待も悲観もしすぎず納得いくまで淡々と治療を進めましょう。

最終的にどんな結果になっても後悔しないよう、夫婦でどのように治療を進めていくかよく話し合ってくださいね。

治療にかけるお金や時間が心配

不妊治療はステップを進めるほど、かなりの額の治療費や通院の時間がかかります。

どんどん減っていく貯金、治療費のために働いているのに通院の時間も確保しなければいけない。

不妊治療が女性へ与えるプレッシャーは相当なものです。

しかしお金も時間も、無限に手に入るものではありません。

「足りない」と感じたら、生活に優先順位をつけて不妊治療にかける割合を増やす必要があります。

・お金が足りない
…趣味にかけるお金を減らす、固定費を見直す、不要な飲み会を減らすなど

・時間が足りない
…病院のスケジュールを先に決め、仕事やその他の予定はあとから埋めていく

「できない」と最初から諦めるのではなく、「どうしたらできるか」ということに知恵をしぼってください。

自分ひとりでは不可能だと思うなら、家族や職場の人にも協力してもらいましょう。

あなたの人生を決める大事な治療です。

後ろめたさを感じなくてもいいのです。あなたにとって今必要ないものはどんどん削って、治療のための時間やお金を作りましょう。

本当に子どもが欲しいのかわからない

年齢やまわりからのプレッシャーで、本当に子どもが欲しいのかわからないまま治療を進めている気がする。

最初は確かに子どもが欲しくて始めた妊活だけど、考えすぎてもうわからなくなってしまった。

そんな気分におちいったら、いったん立ち止まって考える時間が必要かもしれません。

少し治療を休んで夫婦ふたりの時間を過ごしてみてはどうでしょう。

不妊のことを考えない生活に戻ってみてもやっぱりどこかで「子どもがいたら」と思うなら、再開すればいいのです。

それでも気持ちに迷いが出るなら、一度真剣に

・子どもができた未来

・子どもができなかった時の未来

を想像してみてください。

なるべく具体的に、紙に書いてもいいですね。

どっちの未来の方が幸せそうですか?

またはどちらも幸せそうですか?

どちらに転んでも幸せなら、この先結果が出なくて落ち込んでも、また前を見ることができますよ。

まわりの無理解がストレスに

「子どもはまだ?」「なんで作らないの」といった無神経な言葉から、年賀状の子どもの写真まで。

子どもが欲しいのにできない期間、すべての子どもに関することがストレスになる可能性があります。

妊活中、ストレスになる相手とはいったん離れましょう。

友達であっても、その子どもを見るのがつらいなら一時的に距離を置いてしまえばいいのです。

自分を守ることを一番に考えてください。

無理解なことを言ってくるのが上司や両親など逃げられない相手の時は、冷たいようですが「あなたの人生と私の人生は違う」と割り切って接することも必要です。

もう大人ですから、付き合いたい相手は自分で選べます。わざわざあなたを傷つける相手に心を寄せなくても大丈夫です。

夫との温度差には話し合いが必要

他人や両親よりもやっかいなのが、夫との温度差や無理解な言動です。

夫が不妊の原因が男性にもあることを知らない場合、あなたが知識を身につけてしっかり説明する必要があります。

不妊治療の内容や男性の検査については、次の記事にも書いていますので参考にしてくださいね。

関連不妊治療の費用はこんなに高い!助成制度についても知っておこう

不妊治療だけでなく、妊娠中や子育て中も夫婦の協力は不可欠です。

あなたのつらい気持ち、子どもが欲しい気持ちは言葉で伝えなければわかりません。

夫婦といえど違う人間、ましてや異性です。

話し合いで最初から「説得してやろう」という態度をとると相手も反発します。

まずは2人ともが落ち着いた状態で、お互いの考えを聞き合う環境を作ってください。

うつのサインが長期間続く場合は要注意

うつのサインが長期間続く場合は要注意

うつ病は現代の日本でとても起こりやすい病気です。

もとはすごく前向きで元気だった人が、結婚や転職など環境の変化でうつ病になることも珍しくありません。

妊活や不妊治療は人生に関わる大きなできごとですから、うつのサインが出やすい状態と言えます。

以下のような症状が2週間以上続いたら、うつのサインかもしれません。

・ゆううつな気分が1日中続く

・何をしても楽しくない、興味が持てない

・自分には価値がないと思ったり罪悪感を感じる

・寝付きが悪く、眠っても早くに目が覚めてしまう。または1日中眠い

・思考力が低下する

・食欲がなくなりやせたり、過食で太ったりする

・死にたくなる

こういったうつの状態と、すごく元気になる状態が交互に来る人は躁鬱(そううつ)病の可能性もあります。

うつ病が原因で起こる体の不調

心の不調は自覚しにくく、まわりから見たら明らかにおかしいのに本人は「病院に行くほどではない」と思っていたりします。

ストレスが原因で体に不調が出て、そこで初めて自覚できることもあります。

うつ病が原因で起こる体の不調にはこんなものがあります。

・睡眠障害(不眠)

・疲労感や倦怠感

・首や肩のコリ

・頭痛やめまい

・便秘や下痢

・のどや口の渇き

これらの症状が続くとまずは「体の病気」を想像し、市販の薬を飲んだり内科を受診したりする人が多いです。

しかし薬でも改善しない、病院で「特に原因なし」と診断されたのに症状が続く場合は「心の病気かも」と疑ってみてください。

まずは身近な人に相談を。ただし意見をうのみにしない

まずは身近な人に相談を。ただし意見をうのみにしない

妊活や仕事、夫婦関係などのストレスを一人で抱えているなら、一度身近な人に話してみてください。

妊活のストレスは夫婦で理解しあえるのが一番ですが、パートナーが忙しかったり、ゆっくり話し合えないこともありますよね。

友達や親、職場の先輩など信頼できる相手がいるなら話を聞いてもらいましょう。

「そんな、愚痴をわざわざ聞かせるなんて」と思うかもしれませんが、人間関係は持ちつ持たれつです。

あなたが元気になった時に、相手が頼ってきたら今度は話を聞いてあげれば大丈夫です。

そんな相手がいないなら、ネットの掲示板で相談したり同じ経験をしている人のブログを読むのもいいでしょう。

しかし気をつけてほしいのは、「素人のアドバイスをそのまま信じてはいけない」ということです。

ネットの経験談があなたにも当てはまるとは限りません。

また「うつ」というものが中途半端に知られているため、よく知らない人が親切心で「まだがんばれるよ」とか「もっと大変な人もいるよ」と言ってきたりします。

身近な人と話すことは息抜きになりますし、救われることがあるのも事実です。

しかしそれだけで気分がスッキリしない時は一度病院を受診しましょう。

ストレスがあなたから出て行かない場合の相談先

ストレスがあったり、体の不調が続き気分が重いけど、まわりに話せる人が誰もいない。

そんな時に相談できる窓口をご紹介します。

・勤務先の心の相談窓口
…大きい会社だとカウンセラーがいることも

・保健所などの公共機関やサポート団体の電話相談
…「市町村名 心の相談」と検索

保健所以外に、全国にある「精神保健福祉センター」でも電話相談や面談ができます。

全国の精神保健福祉センター一覧|メンタルヘルス|厚生労働省

国の機関以外にも、有名な「いのちの電話」や数々のサポート団体が時には24時間電話相談を受けつけています。

無料ですからプロのカウンセラーと話せたり医師が診断してくれるわけではありませんが、誰かに話を聞いてほしかったり病院を紹介してもらいたいときに利用できます。

症状が2週間以上続いていたら病院へ

うつのサインが2週間続くようなら、1度医師の診察を受けてください。

病院に行く気力すらなくなってからでは遅いのです。

うつ病など心の不調に対応しているのは

・精神科

・精神神経科

・メンタルヘルス科

・メンタルクリニック

などです。

よく似ている心療内科は、ストレスが原因で起こる体の不調を治療します。

心の病気かはわからないけれど体の不調が出ている場合は、行きやすい内科を受診してもかまいません。

その時は、「ゆううつな気分が続いている」「よく眠れない」など思い当たる症状をすべて伝えてください。

自分の症状で精神科を受診できるかよくわからないなら、病院のホームページをチェックしたり直接電話で聞いたりしてみましょう。

ネットや素人のアドバイスを信じてそのままにしておくと、どんどん悪くなるかもしれません。

安心して生活するためにも、不安に思ったら早めにプロの診断を受けるようにしてください。

リラックスできる環境を自分で作ろう

リラックスできる環境を自分で作ろう

ストレスを感じた時や気分がどうしても落ち込む時、「これをすればリラックスできる」というものを何か持っておくと心強いです。

飲みに出かけたり楽しく遊んでリフレッシュするのもいいですが、くり返すとお酒の量が増えたり、強い刺激がないと満足できなくなることがあります。

一時的な気分の高まりでストレスを見えなくするだけではなく、内面を落ち着かせることでストレスに負けない精神状態を作りましょう。

心を落ち着かせる訓練として気軽にできるものは

・瞑想

・ヨガ

・静かな音楽を聞く

・本や映画に集中する

・ぬるめのお風呂にゆっくりつかる

などです。

特にヨガはおすすめです。

関連妊活ヨガは本当におすすめ!その効果と始め方

好きなことなら何でもいいので、1日に少しだけ妊活のことを忘れる時間を作ってみてください。

いつ終わるかわからない道を長く走るコツは、まわりがなんと言おうと自分のペースで淡々と進むこと。

思ったより長い道のりになるかもしれません。

でもいつかトンネルを抜ける日をイメージして、前を向いて行きましょう。

(参照:うつ病の病態・診断・治療 - 名城大学薬学部)

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