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葉酸注射の効果は?メリット・デメリットとおすすめできない理由

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葉酸注射の効果は?メリット・デメリットとおすすめできない理由

厚生労働省でも妊婦さんには葉酸を摂取するようにとおすすめしているほど、葉酸は妊婦さんや赤ちゃんにとって大切な成分です。

葉酸を摂取する方法はいろいろありますが、中には葉酸注射で一気に摂取している人も多いようです。

しかし、葉酸注射にはたくさんのメリットがある一方で、重大なデメリットも存在しており、おすすめできないと言われています。

では、葉酸注射とはどんなものか、おすすめできないと言われているのはなぜか、その理由をご紹介します。

葉酸注射ってなに?

葉酸注射とは葉酸を体内に直接注入できる注射のことです。

主にフォリアミン注射液を使って行われます。

葉酸は血液のもととなる栄養素であり、お母さんの体に必要なものであることはもちろん、赤ちゃんの健康的な体づくりにも欠かせない栄養素です。

だからこそ、妊婦さんには葉酸を摂るようにと、厚生労働省も勧めています。

もし、葉酸が不足してしまうと、奇形児やダウン症などの先天性障害を持った子や、神経管閉鎖障害を持った赤ちゃんが生まれるリスクが高まってしまいます。

しかし、葉酸は安定して摂取し続けるのが難しく、すぐに消費されてしまう栄養素です。

そこで、注目をされているのが、葉酸を直接体内に注入できる葉酸注射なのです。

葉酸注射ってどこでできるの?誰でもできるの?

葉酸注射は医療機関で受けることができます。

ただし、誰でも気軽にできる注射というわけではありません。

妊婦さんの場合は、葉酸注射が可能かもしれませんが、医師の判断によっては打ってもらえない人もいます。

なお、葉酸欠乏症や吸収器官に障害がある人などは打ってもらえる可能性が高いです。

具体的には医師の判断のもとなので何とも言えないのが現状ですが、葉酸注射を打ってもらえる人は口から葉酸を摂取できないような重度のつわりの方もいるようです。

葉酸注射はおすすめできないって本当?

葉酸は妊婦さんにとって、産まれてくる赤ちゃんに大きく影響する重要な栄養素です。

葉酸注射はかんたんに、一気に葉酸を体内に摂り入れることができるというメリットがあります。

しかし、葉酸注射で葉酸を摂取することはおすすめできません。

では、なぜおすすめできないのか、その理由をご説明します。

葉酸注射は過剰摂取の危険性がある!

葉酸注射で使われている注射液には、葉酸は15mg配合されています。

しかし、厚生労働省がおすすめする天然葉酸の摂取目安量は480μgです。

また、妊婦さんは天然葉酸に加えて、サプリメントなどで合成葉酸を、1日400μgを目安量としています。

多少多く摂取するぶんには問題ありませんが、厚生労働省では1日あたりの摂取上限を1mg(1000μg)としているため、1mg以上の摂取はおすすめできません。

年齢や症状によって多少は調節されるものの、葉酸注射の15mgという量は1日分の量であり、目安量を大幅に超えてしまっています。

長期間かけて15mg摂取するぶんには過剰摂取になりませんが、1日で15mgは多すぎるのです。

注射液に配合されている葉酸は天然葉酸であるため、尿といっしょに排出されますが、それでも目安量の480μgに比べると、かなりオーバーしていることがわかると思います。

ちなみに、葉酸を過剰摂取してしまうと、吐き気や食欲不振、むくみ、不眠、蕁麻疹などの副作用が起こる可能性があります。

また、葉酸を過剰摂取すると、貧血の症状が現れにくくなるため、万が一貧血が起きても着付けずに、重篤な状態になってしまうリスクもあります。

そして、葉酸には細胞を活性化させるはたらきがありますが、過剰摂取をしてしまうと、がん細胞を活性化させてしまう危険性もあるようです。

摂取目安量を少し超えてしまうのには問題ありませんが、葉酸注射の場合は、一気に超えてしまいます。

つわりがひどくてなにも口にできない場合は仕方ないかもしれませんが、基本的には葉酸注射はおすすめできません。

▼葉酸の過剰摂取については、下記の記事が参考になります。▼

関連葉酸の「取りすぎ」で起こる症状や副作用の具体例と注意すべき点は?

葉酸注射以外で葉酸を補う方法って?

葉酸注射は気軽に葉酸を摂取するのに有効な方法ですが、葉酸注射以外にも、葉酸を補う方法はたくさんあります。

やはり、いちばんおすすめなのか、食べ物から葉酸を摂取することです。

より効率的に葉酸を摂取するなら、葉酸が多く含まれている食べ物を食べるように心がけるのがおすすめです。

では、葉酸が多く含まれている食べ物をご紹介します。

葉酸が多く含まれている食べ物

・たたみいわし(300μg/100g)

・焼き海苔(1900μg/100g) ※1枚あたり3g程度

・納豆(120μg/100g) ※1パック役50g

・枝豆(260μg/100g)

・モロヘイヤ(250μg/100g)

・ほうれん草(生210μg/100g:ゆで110μg/100g)

・ブロッコリー(120μg/100g)

・かぼちゃ(75μg/100g)

・いちご(90μg/100g)

・アボカド(84μg/100g)

・うに(380μg/100g)

・ほたて(87μg/100g)

なお、食べ物から摂取できる葉酸は天然葉酸であり、水に溶けやすく、すぐに排出されてしまいます。

食べ物によって体に摂取できる割合は変わりますが、含有量の25~81%ほどしか摂取できないそうです。

また天然葉酸は、摂取しても体内で使われるのは約50%ほどとなっています。

このことからも、摂取目安量は480μgとなっていますが、多少摂取しすぎても問題はないとされています。

ただし、過剰摂取は危険なので注意が必要です。

▼葉酸が含まれている食品については、下記の記事が参考になります。▼

関連葉酸が多い食品まとめ!妊娠中の上手な取り入れ方も紹介

気軽に摂取するなら葉酸サプリがおすすめ

食べ物で葉酸を摂取しても、摂取できるのは天然葉酸であって、合成葉酸は摂取できません。

合成葉酸を摂取するなら、葉酸サプリメントがおすすめです。なお、厚生労働省でも、サプリメントから葉酸を摂取することをおすすめしています。

多くの葉酸サプリメントでは、合成葉酸の摂取目安量である400μgを、1日分にして作られているため、かんたんに目安量を摂取することができるのです。

過剰摂取の危険性もないうえに、妊婦さん向けのサプリメントなら、妊娠中に摂取したい栄養素も配合されているので、必要な栄養素を一気に摂取することができます。

葉酸サプリメントの選び方

葉酸サプリメントにはいろいろなサプリメントが販売されていますが、とくにおすすめの葉酸サプリメントの選び方をご紹介します。

・葉酸を十分に摂取できる

1日の摂取目安量を十分に摂取できるサプリメントを選びましょう。おすすめは1~2粒で400μg摂取できるサプリメントです。

・ほかの栄養素もいっしょに摂取できる

葉酸は単体では効果が発揮されにくい成分です。

理想的なのはビタミンCとB12といっしょに摂取することです。

ほかにも、カルシウムや鉄分など、妊娠中に不足しやすいミネラルやビタミン類といっしょに摂取できるサプリメントがおすすめです。

・なるべく合成葉酸がおすすめ

天然葉酸のサプリメントでも問題ありませんが、天然葉酸は食べ物で摂取することができるので、合成葉酸のサプリメントを選ぶのがおすすめです。

・GMP(適正製造規範)準拠工場で作られている

厚生労働省による基準を満たしている、GMPに準拠している工場で作られたサプリメントを選びましょう。

・問題のある添加物が使われていない

サプリメントには添加物が使われていることが多いですが、すべての添加物が危険というわけではありません。

安全な添加物もあることは事実ですが、中にはあまり妊婦さんにはおすすめできない添加物を使っている葉酸サプリメントもあります。

香料や着色料など、問題のある添加物を配合している葉酸サプリメントは選ばないようにしましょう。

▼葉酸サプリのもっと詳しいおすすめの選び方は、下記の記事が参考になります。▼

関連葉酸サプリに迷ったら!安心できるおすすめの選び方

安全に摂取するなら食べ物+サプリメントで!

葉酸注射は危険な成分が配合されているわけではありませんが、過剰摂取の危険性があるため、おすすめはできません。

安全に着実に葉酸を摂取し続けるのであれば、葉酸の多い食べ物をふだんの食事にプラスし、なおかつサプリメントを併用することがおすすめです。

母子ともに健康に、健やかな日々を送るためにおぜひ、食事とサプリメントから葉酸を摂取してくださいね。

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