葉酸の知識

葉酸不足で起こる症状やその原因!妊娠中にやるべき対策は?

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葉酸と聞くと妊娠中の女性が積極的に摂取する成分ってイメージはありませんか?

もちろん、葉酸は妊娠中の女性にとって、赤ちゃんにも影響を及ぼす成分であるため、摂取することは非常に重要です。

しかし、妊娠中でなくても、葉酸が不足することでさまざまな病気のリスクが高くなることがあるようです。

ここでは、葉酸不足によって引き起こされる症状や、葉酸不足の原因、そして葉酸不足の対策方法についてご紹介します。

葉酸が不足するとどうなるの?

葉酸はわたしたち人間が、健康的に暮らしていくために必要不可欠な栄養素です。

葉酸が不足してしまうと、体にさまざまな支障をきたしてしまいます。

葉酸不足で起こる症状と言えば、まずは認知症です。

葉酸不足は、認知症のリスクを高めることが研究により明らかになっています。

認知症は人によって症状が違いますし、原因も人によって異なりますが、認知症の原因として共通しているのが、ホモシステイン値が上昇しているということです。

ホモシステインって聞きなれない単語ですよね、ホモシステインは必須アミノ酸「メチオニン」を代謝するときにつくられるもので、ホモシステインが体内で蓄積すると、認知症や心臓病などのリスクが高まってしまいます。

葉酸には、ホモシステインが蓄積されにくくするはたらきがあるため、認知症予防効果が期待されているのです。

葉酸不足によって必ずしも認知症になるわけではありませんが、不足すればリスクは上がってしまうことは確かなようです。

さらに、葉酸は気分を落ち着かせる、情緒を安定させるというはたらきがあります。

抗うつ薬の効果があまり見られなかった人に、葉酸と抗うつ薬の両方を処方したところ、抗うつ薬の効果が上がったということが研究で明らかになっています。

逆に、葉酸が不足してしまうと、その分情緒不安定になったり、興奮しやすくなったりということもあり、うつ病のリスクが高まると言われています。

また、葉酸不足はめまいや立ちくらみ、顔面蒼白、発熱や呼吸困難などを伴う、悪性貧血のリスクも高めてしまいます。

ほかにも不妊症のリスクを高めてしまうことも…。

なお、葉酸不足による不妊症のリスクは、女性だけでなく男性も高まるそうです。

男性は葉酸が不足すると、精子の元気がなくなってしまって受精されにくくなったり、精子の奇形率が上がってしまう可能性があるそうです。

このように、葉酸不足によって引き起こされる症状はたくさんありますが、妊娠中の場合は自分自身だけでなく、お腹の赤ちゃんにも影響が出てしまう可能性があります。

では、妊娠中の葉酸不足で起こる症状をご紹介します。

妊娠中の葉酸不足は赤ちゃんにも影響が!

妊娠中の葉酸不足は、お母さん自身の体だけでなく、お腹の赤ちゃんにも症状が出る場合があります。

それは赤ちゃんの先天性異常です。赤ちゃんの先天性異常は、葉酸が不足したことで、胎児の成長をがうまくいかなったり、奇形になったりすることです。

とくに葉酸不足でリスクが高くなるのが、二分脊椎症です。

二分脊椎症とは、通常背骨の中にあるはずの骨髄が、骨の外にできてしまい、運動障害や麻痺症状、内臓機能障害などのさまざまな障害が引き起こされる病気です。

日本では年間500~600人の赤ちゃんが二分脊椎症で生まれるそうです。

産婦人科医会外表奇形調査による、1993~1997年は分娩1万件に対し、二分脊椎症は3.7人ほどでしたが、年々増加傾向にあり、2008~2012年では分娩1万件に対し5.7人という結果が出ています。

日本では葉酸の重要性があまり理解されておらず、じつは諸外国よりも二分脊椎症の発生率が高い状態にあるのです。

卵子や精子に異常がなくても、葉酸不足で成長がうまくいかないことで、先天性障害のリスクが上がってしまうので、とくに妊娠中の葉酸不足には注意したいところです。

葉酸不足が起きる原因って?

では、なにが原因で葉酸不足になってしまうのかご紹介します。

葉酸はさまざまな食べ物に含まれている栄養素ですが、中には葉酸不足の原因になる食べ物があるそうです。

また、摂取している医薬品によっては葉酸不足になることがあります。

まずは、葉酸不足の原因となる食品などをご紹介します。

葉酸不足の原因となる食品など

それでは具体的にどんな食品が葉酸不足になりうる可能性が高いのでしょうか。

一つずつ解説していきます。

・タンニン・カテキンが含まれている食べ物

タンニンはカテキンのもとになる成分で、カテキンが葉酸のはたらきを阻害してしまいます。

タンニンが多い食べ物はキャベツやオレンジなどです。

また、緑茶もカテキンが多く含まれているので、ふだんから緑茶を多く飲む人は注意が必要です。

・アルコール

アルコールは葉酸の吸収と代謝を妨げるはたらきがあります。

少量なら問題はありませんが、過剰摂取することで、葉酸が吸収されにくくなり、葉酸不足に陥るケースがあります。

葉酸不足の原因となる医薬品

葉酸不足は医薬品が原因で起こる場合があります。以下の医薬品は葉酸との相性が悪い医薬品となっています。

・ピルなどのホルモン剤および避妊薬

・卵胞ホルモン剤

・制酸剤

・抗けいれん薬

・潰瘍性の大腸炎の薬など

このような薬を服用すると、葉酸の吸収や代謝を妨げたり、はたらきを阻害する場合があるため、葉酸不足に陥る可能性があります。

とくに相性が悪いのがピルです。ピルは葉酸などさまざまなな栄養素の吸収が悪くなることがあります。

月経不順や子宮筋腫など、さまざまな理由で服用しなければならない女性はたくさんいますが、ピルの服用を継続している女性は、つねに葉酸が不足している状態になっている可能性があるようです。

なお、不足した葉酸をサプリメントなどで補うことはできますが、葉酸はピルの効果を低下させてしまうリスクがあるそうです。

どちらもお互いに邪魔してしまうので、葉酸とピルの相性はあまりよくありません。

葉酸不足対策の方法とは?

葉酸不足を対策するにはやはり、食生活の見直しが大切です。

葉酸のはたらきを阻害するような食品を摂取する場合は、葉酸の多い食品をそのぶんたくさん食べるようにしましょう。

以下、葉酸の多い食品です。

・枝豆

・アスパラガス

・そら豆

・バナナ

・ケール

・芽キャベツ

・春菊

・ほうれん草

・ブロッコリー

・茎にんにく

また、サプリメントならかんたんに1日に必要な分の葉酸を摂取できるのでおすすめです!

妊娠中はサプリメントがおすすめ!

妊娠中の女性は葉酸を積極的に摂取することが大切です。

厚生労働省によると、女性の1日の葉酸の摂取目安量は480μgとなっていますが、妊婦の場合はそれにくわえて400μgほど摂取することを推奨しています。

ちなみに、480μgというのは食べ物から摂取できる天然葉酸で、妊婦の場合は天然葉酸にプラスして合成葉酸を400μg摂取することを推奨しています。

合成葉酸というのはサプリメントから摂取することができます。

葉酸サプリは比較的低価格なうえに、葉酸を合成するのに必要な栄養素もいっしょに摂取でき、1~2粒で1日の摂取目安量をかんたんに摂取できるのでおすすめです。

妊娠中の女性はもちろんですが、妊活中の女性にも葉酸不足対策としておすすめです!

日頃から葉酸サプリを飲み続けるのがおすすめ!

葉酸サプリは、妊娠中や妊活中の女性だけでなく、老若男女問わず摂取することをおすすめします。

私たちの健康を保つのはもちろんですが、うつ病や認知症などのリスクも下げてくれるので、将来の健康のためにも積極的に葉酸を摂取しましょう。

葉酸は食べ物からでも摂取できますが、不足しやすい成分ですのでぜひ、葉酸サプリで摂取することをおすすめします。

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